2018年1月26日、日本のビットコイン取引額2位の仮想通貨取引所「Coin check」から5億2300万XEM(約580億)が不正に出金された事件で、仮想通貨全ての銘柄が一斉に急落しました。
この数分間の間にビットコインレートで20万円以上暴落したため、ロングポジションを所持していた人は「ロスカット」(強制決済)された人も多いのではないでしょうか?
このときの対処方法・気を付けたことを公開します!
目次
暴落時に気をつけたこと
暴落時に気をつけたこと
- 落ち着くまでは流れに逆らわない
- こまめにストッパーを入れる
- サーバーが重くなるから落ち着いて操作する
- 相場がどう動くかわからないので、ポジションはその日のうちに全て決済する
基本的にやったことは上記の4点のみです。
落ち着くまでは流れに逆らわない
1分足で急落している場合には、基本的に「ショート(売り)」をキープです。
「ロング(買い)」ポジションを持っている場合には、全て損切りしてしまいます。
仮想通貨は、価値の裏打ちが無いため、システムに致命的な欠陥が発見された場合には、0円になることすら考えられます。
推測で底値を判断してしまわずに、相場が上向くまでは、ずっとショートポジションをキープし続けます。
こまめにストッパーを入れる
急落しているときは、相場が反転して急上昇することも考えられます。
「ショート(売り)」をキープしていたら、利益はどんどん膨らみますが、反転した場合に、利益がなくなってしまう可能性もあります。
ですから、ショート(売り)をキープしている間も、「ロング(買い)」→「損切り」をこまめに繰り返します。
こうすることで、利益は少なくなりますが、反転のリスクを減らすことができます。
サーバーが重くなるから落ち着いて操作する
特に気を付けたこと
- 桁間違いに注意する
- 数字の打ち間違いに注意する
相場が急に動く時は、画面の挙動がとても重くなります。
- クリックしても反応がしない
- 数字を入力しても反映されない
というようなことが起こるので、慎重に操作しましょう。
リスクヘッジのために、細かく「売り」「買い」を繰り返しているときに、「数字の打ち間違い」「桁間違い」で注文が約定しなかったり、成行注文になってしまうと、痛い損失になります。
相場がどう動くかわからないので、ポジションはその日のうちに全て決済する
相場が落ち着いてきたかな?と思っても、寝ている間に新しいニュースが入って、「暴落の第2波」や、「反転して急上昇する」ことも考えられます。
相場が荒れた日には、その日のうちにポジションを決算しておくことをオススメします。
まとめ
今回のコインチェック騒動では、その場ですぐ対応できたため、マイナスにならずにプラス収支で終えることができました。
仮想通貨FXの場合、暴落したときにも大きな利益が出るチャンスがありますが、大きな利益を出すには、それだけのリスクもついて回ります。
大きな利益を狙わずに、少しでも資産を増やすような取引をすることをオススメします。